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船での手紙は格別編

船での通信が発達し、インマルサットを使って電話やメールを世界中どこでも(一部無理な場合もある)発信することができますが、実習生にとっての発信受信は普通の携帯電話となる。

練習船に乗っている場合、一応長期実習で日本を離れる場合などではインマルサットは実習生でも使えるようですが電話代がべらぼうに高い。内航実習の場合はもちろん個人の携帯電話になるのですがちょっと岸から離れるとなかなかアンテナが立たない。

普段はスカッツル(丸い窓)のそば置いておくのだが航海中、岸側と海側とではぜ〜んぜん感度が違う。外のデッキに出たら立つ場合もあるのだがが…。

そこで、寄港地ごとに手紙が届く。出してくれる人は部活の先輩後輩、他の学科の友達、寮の先輩後輩などなどだが、それがうれしいのである。

手紙の内容は陸での出来事(ニュース、学校でかわったことなど)、自分の心境(手紙を書いている時の心境なのでしょう)、上陸の話などなど。
しかし、なかには嘘を書いてくる、もしくは真実でもよくわからない書き方(乗ってるものを惑わすためか!?)をした手紙もあります。他には、書いている本人には理由があるようなのですが受け取った本人は全く?マークが多数でてくる手紙があります(←四字熟語のみとか)。

なかにはガラクタを送ってくる人もいますが、それはそれで船の中で話のネタになるのです。
・今までに送られてきたガラクタ
 エッティー(H)な写真(たぶん男のみ)
 フロッピーディスク(どうやって見るんだ)
 駅前などで配られるポケットティッシュ(これはうれしいかも)
 外れた馬券(案外GTレースだと“おお”と思ってしまう)
 宝くじ
 などなど

手紙を受け取る側は案外楽(しんどいこともある。詳しくは後ほど)なのだが、送る側は結構しんどい。
特に手紙を書くのが好きでない人は何を書いたらいいのかよくわからないし、それの為に時間をあまり割きたくない。
さらに、手紙を送る係りになった場合は、寄港地にいつ入るのかを調べ、それに間に合うように手紙を書いてもらうようにメールなどで催促をしなければならない。

そこで送る側が楽しと思える作業がガラクタをいれることなのだ。
・入れたことのあるガラクタ
 お世話になっている助教授の名刺
 授業中に撮った写真
 とある先輩の若かれし頃の写真
[注意]入れすぎには注意。一度、入れすぎたため重量オーバーで余分に切手代をとられたことがある。

受け取った側は返事を出さなければならない。
返事はたいてい、その土地のもの、つまり絵葉書に返事を書くことが多い。
(なかにはなかなか絵葉書を売っていないところもあった)

何が苦痛かというと返事を書くのが苦痛なのである。なにしろ、多い場合は数十枚を一気に書かなければならず、さらに、上陸し、遊んできた後なので体が疲れている。
書き終わったあとなど腕の感覚がなくなっている。

経験を元に書いたので人によっては意見が違うと思いますが、もらってうれしくない人は絶対にいないでしょう。

もし間違いや意見があれば掲示板メールにてよろしくお願いします。

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